代表挨拶
Message
「遊び」は不要不急ではない
コロナ騒動によって実感したのは、日本人の生活における「遊び」の優先順位の低さでした。
海外では次々とイベントの制限が緩和されていく一方で、日本では行政からの自粛要請などにより、
幾度となくイベントの中止や延期を余儀なくされました。
海外の状況をニュースで見ながら羨ましく感じたことは今でも強く記憶に残っています。
人は幼い頃から「遊び」を通じて、コミュニケーション能力や探求心を養い、集中力や創造力など、
生きていくために必要不可欠な力を身に着けていきます。
私は「遊び」こそが、人として充実した人生を歩んでいくことを支える基礎となっていると考えます。
ネガティブな状況下においては、不要不急とされた「遊び」こそが、実は人間にとって最も重要なコトなのではないでしょうか。さらに、昨今のAIの進化に伴い、今後は人間の生活における仕事の位置付けや働き方が変わり、人々はより多くの自由な時間を得ることになるはずです。
その時「遊び」は新たな価値を生み出すことになるでしょう。
「遊び」の中で育まれる豊かな心と創造力は、そうした時代においてさらに重要になっていくと考えます。
代表取締役信佐 拓万